〔この記事のまとめ〕
水漏れ、水詰まりなどのトラブルが起きることがあります。ホームページや広告などでは、高額な工事費用が掛からないかのような記載になっていたので、業者に来訪をお願いしたところ、法外な工事費用を請求される事案が増えています。
冷静な対応を心掛けたいところです。
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いきなり、トイレが詰まった、キッチンの蛇口から水漏れが止まらない、鍵を無くしてしまったので、家に入れない…。
どれも一刻も早く対処したいトラブルです。特に、水漏れや水詰まりなどは、階下の人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
多くの人は、こういったトラブルに慣れていないので、こういったことがあれば、パニックになってしまいます。そのため、スマートフォンで検索して一番上に出てきた業者に電話をしたり、ポスティングチラシなどで「見積もり・出張無料！」「業界最安値」と書かれていたことを思い出し、その業者に電話するなどしまうことが多いといわれています。
昨今、こういったことに関して、トラブルや詐欺事案が生じています。
当初より、工事費用の相場がわかっていれば問題ないのですが、見積もりを取るだけのつもりで事業者に来訪を求めたとか、（ホームページやチラシには工事費用数万円のみ！と書いてあったことから）簡易な工事をやってもらうために来訪を求めたという場合に、いざ、家に来てもらったところ、見積もり費用を請求された、その場で高額な契約（数百万円）をするよう急かされた、工事そのものがまるでズサンで虚偽であるということが報告されています。
もちろん、水漏れ、水詰まりなどの生活トラブルといっても、原因によって様々ですから、見積もりをしてもらって、修理費用が結果として高くなることはあります。ただ問題は、広告に「修理費用は５万円」と書いてあるのに、いざ、家に来ると、話が変わって、１００万円近い請求がなされ、その場で高額な契約をするよう迫られたり、すごまれたり、果ては、工事内容が不十分な場合があるのです。
それを防止するためにも、緊急を要するトラブルの発生のために、事前に信頼のできる業者を探しておくことが一番です。
もし、そうでなかったとしても、業者を呼ぶ際には、
- 暮らしのレスキューサービスは、広告の表示や「基本料金××円」「業界最安値」と書いてあっても、それが正しい記載でないことも増えています。情報を鵜呑みにしないようにしましょう。
- 業者からは見積もりを取り、それを書面でもらうようにしましょう。
- また、契約書などを交わすことも重要です。契約書という名前でなくても、業者側がどのような工事をするのか、その工事の費用はいくらなのか、内訳など、きちんと書かれているものを書面としてもらうようにしましょう。
- できれば、緊急状態でも、（急いでいるのはわかりますが）複数の業者から見積もりを取るなどして、サービス内容がおかしくないか、料金が法外に高くないかを確認したいところです。
- そしてどのような工事がなされているのか、特に、行うとされている工事がなされているのかをよく見ておきましょう。
人間不安になると、冷静な判断ができなくなってしまうものです。ただ、なるべく落ち着いて、きちんと対処することを心掛けたいところです。
※このような詐欺（トラブル）にあった場合はこちらを参照ください。
