2023-05

不動産の賃貸借にまつわるトラブル

家を借りようとしたのですが、外国籍であることや、同性カップルであることを理由に借りるのを断られてしまいました。これは違法でしょうか。

不動産を貸すか否かについては大家さんが選べるものの、やはり、サービスを拒むことについて何らの合理的な理由がない場合には、大家さんが契約を断るのは許されないと思います。大家さんとよく話し合って、なぜ断るのか、理由を明らかにしてもらいましょう。また、自分が大家さんの立場である場合、このような理由で断ることは許されないので、きちんと相手の方と話し合いましょう。
文書を使って行う活動に関して気になる悩み

政策が書かれたビラを配るときに、マンションに「ビラ配布お断り」と書いてあることがありますが、配布してもよいですか?

1階部分にある集合郵便受けにチラシを配布することは許されると思いますが、各戸室にある新聞入れにチラシを投函することは許されないと考えられます。
投資トラブル、詐欺問題

自宅の押し買い・訪問購入被害とはどのようなものですか?

ご高齢者の老後不安に付け込んで、突然、自宅を訪問して、「ご自宅を買わせてください。まとまったお金が手元に入りますし、今後もご自宅に住み続けられますよ」などと勧誘して、不当な契約が交わされる事案が増えています。これが自宅の押し買い被害、訪問購入被害と呼ばれるものです。